洗浄剤を選ぶときは、製品の表示やSDS(安全データシート)に加えて、成分に関する公的な情報も参考になります。NITE(製品評価技術基盤機構)は2026年10月23日、化学物質総合情報提供システム「NITE-CHRIP」の収録情報を更新しました。
今回、どの情報が更新されたか
公式の更新履歴では、化管法に関する情報の見直し、NITE統合版GHS分類結果の日本語名称の修正、日本産業衛生学会の感作性物質に関する2026年度版データの反映が示されています。GHSは化学品の危険有害性を分類・表示するための仕組みです。
今回の発表は、データベースに収録される情報の更新です。個々の洗浄剤への該当状況や取り扱い方法は、製品ごとに確認します。
建物への影響
清掃で使う製品の成分情報を確認する際に、参照する公的データベースの内容が変わる場合があります。使用製品との関係は、製品名・成分名・SDSの版をそろえて確認します。
当社の見解
当社は、データベースの更新を製品ごとの取り扱い確認につなげることが大切と考えます。メーカーの最新SDSと実際の作業条件を照合し、必要な点検や周知につなげます。
現場での対応ポイント
以下は、公式更新を清掃・建物管理で活用するため、当社が整理した確認事項です。
- 使用している洗浄剤・剥離剤などの製品名と、メーカーが提供する最新のSDSを確認する。
- SDSに記載された成分名やCAS登録番号(物質を識別する番号)を手掛かりに、公的データベースの情報と照合する。
- 製品の表示・SDSと実際の作業条件を確認し、保護具、換気、保管方法、作業者への周知を必要に応じて見直す。
混合製品の取り扱いは、その製品の表示とメーカーのSDSを基に判断します。製品の変更や不明点があるときは、メーカーの情報を確認してから作業手順へ反映します。
出典:NITE-CHRIP「更新履歴」2026年10月23日分 ↗
公式更新日:2026年10月23日/対象:同日更新の収録情報(感作性物質は2026年度版)/初回掲載・出典確認日:2026年10月24日
編集:ユーユートラスト株式会社