大阪府感染症情報センターが10月22日に掲載した第42週報によると、レジオネラ症は同週に4例、年初からの累積で142例が報告されました。週報は、過去5年の同じ時期と比べて最も多い状況としています。
公式週報で確認したこと
レジオネラ属菌を含む細かな水滴(エアロゾル)を吸い込むことが感染につながります。週報では、冷却塔、加湿器、噴水などの水景施設、循環式浴槽を関連する人工環境として挙げています。今回の報告から、個別の建物や設備が感染源と判明したわけではありません。
建物への影響
建物では、清掃する場所の見た目に加え、水をためる・循環させる・噴霧する設備の管理状況を確認することが大切です。特に長く使っていない設備や、担当の分担が曖昧な設備を確認対象にします。
当社の見解
当社は、水を使う設備の所在と管理担当を明らかにし、点検・清掃・水質管理の記録をつなげて確認することが基本と考えます。具体的な作業方法は設備の取扱説明書や施設の管理基準に合わせて整理します。
現場での対応ポイント
- 冷却塔・加湿器・水景施設・循環式浴槽の有無を設備台帳で確認する。
- 直近の点検、清掃、水の交換・水質管理の記録と、次の実施予定を確認する。
- 汚れ・ぬめりや記録の欠落を見つけた場合の連絡先と、設備担当・専門業者への引継ぎ手順を共有する。
週報は速報値で、調査により修正される場合があります。府内の報告状況と、それぞれの建物での設備確認結果を分けて判断してください。
出典:大阪府感染症情報センター「2026年第42週 週報トピックス」(PDF・2ページ目) ↗
大阪府感染症情報センター(週報掲載日・最新情報) ↗
週報掲載日:2026年10月22日/対象:2026年第42週(10月12日〜18日)、全数報告は10月20日集計
編集:ユーユートラスト株式会社